みなさんこんにちは運営のAdobe神(@adobeshin)です!
今回はこのようなお悩みにお答えしていきます。
具体的には下記のように音声に合わせて口が動くようなアニメーションを作っていきます。

※gif動画なので音声はありませんが実際は音声に合わせて動いています。
音声に合わせて素材を動かす方法
音声付きのこちらの動画は下記の動画で見ることができます。
また、文字よりも動画で学びたいという方も同じく下記の動画を参考にしていただければなと思います!
目次
音声に合わせて素材を動かす方法
音声に合わせて素材を動かしていく方法は下記の5つの手順でやっていきます。
まずは前提として動かしたい素材をイラストレーター
動かす素材をIllustratorでレイヤー分けする

まずは動かしたい部分をレイヤー分けしていきます。
今回は上の画像の四角に囲った部分のみを上下に動かして、いかにもカバが話しているような映像を作っていきます。
そのため鼻や上の歯のみが集まった「レイヤー2」を作りました。
レイヤーの作りかたがわからない方は下記の記事を参考にしてみてください。

レイヤー分けした状態でAfter Effectsで読みこむ

次に先ほどレイヤー分けしたカバの素材をAfter Effetsで読み込んでいきます。
この時に注意しておきたいのが
読み込みの種類:コンポジション-レイヤーサイズを維持
を選択して読み込むということです。
こうすることでAiデータをレイヤー分けした状態で読み込むことができます。

音声データをキーフレームに変換
ここでは下記の2点のことをおこなってください。
まずは音声データを読み込みましょう。
音声データを直接ドラッグ&ドロップするかもしくは「command(ctrl)+I」で音声データを読み込むことができます。

それが済んだら次に音声データをキーフレームに変換していきます。
音声データを選択した状態で「アニメーション→キーフレーム補助→オーディオをキーフレームに変換」を選択します。

こうすることで音声データにキーフレームが打たれた状態のものが出来上がりました。
動きを音声キーフレームに紐付けする
次に動きを音声データに合わせていきます。
ここでやることは次の2つです。

まずは動かしたいレイヤーの「位置」をX軸とY軸に分割します。
動かしたいレイヤーの「トランジション→位置」を選択した状態で右クリックします。
そこで「次元を分割」を選択することでX軸とY軸を別々に分けることができます。

次に先ほど分割した「Y位置」を選択した状態で「アニメーション→エクスプレションを追加」を選択します。
今回は選択したレイヤーを上下させたいので「Y位置」を選択したのじゃ。

すると上の画像のようなものが出てきます。

次に先ほどキーフレーム化した「オーディオ振幅」の中の「両方のチャンネル→スライダー」というのを開いてください。

先ほどエクスプレッションを追加したアニメーション名の横に渦巻きのマークがあると思いうので、上記画像のように先ほどの「両方のチャンネル→スライダー」までドラッグ&ドロップします。

すると先ほど先ほどのエクスプレションを追加した際に出てきた上記画像の部分の記述が変わります。
変更されたことを確認したら記述の最後に「+動かしたい幅の数値」を追加してください。

アンカーポイントで高さを調整
このままではカバのあごが外れたような状態になっているので最後に高さを調整してあげる必要があります。

いつもは「位置」で高さを」調整するかと思いますが、今回は「Y位置」を使用しているのでアンカーポイントで高さを調整してあげてください。
まとめ
After Effectsで音声に合わせて素材を動かす方法は下記の通り。