みなさんこんにちは運営のAdobe神(@adobeshin)です!
今回の記事ではこのようなお悩みに
お答えしていきます!
・BYND/BYNDモーショングラフィックス講座について
・受講内容
・実際にBYNDに通ってみた感想
・短期で集中して学びたい人
・アウトプット重視のスクールに通いたい人
・最初の導入だけ学んでその後は自分の力で学べる人
目次
BYNDのモーショングラフィックコースとは?
動画とモーショングラフィックスの学校BYND
価格 | 88,000円(税込96,800円)※複数講座の購入で割引あり。 |
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受講時間 | 約20時間(全5回) |
受講体系 | オフライン。オンライン両方あり。 |
その他 | 昼食付き。テクニカルアドバイザーの補助付き |
実際に現役でプロとして活躍している先生の授業を受けることができます。
BYND、モーショングラフィックスコースでは何が学べる?
- After Effectsの使い方
- 映像に関する基礎知識
- モーショングラフィックスの作り方
アウトプット前提の授業で過インプット状態を避けることができます。
BYNDのモーショングラフィックス講座:1日目
この日はAfter Effectsの基礎を学ぶ日になっています。
具体的な講座内容としては以下のようになっています。
- オリエンテーション
- 編集環境の設計/最適化
- 基本エフェクトの習得
1日目の内容
- 全体像の把握
- プロジェクトの始め方
- コンポジション設定について
- キーフレームの概要
- よく使うショートカットキーについて
- プリコンポーズについて
- マスクの使い方
- 「整列」の使い方
- エフェクト/プロパティ/キーフレームに関して
- テキストのシェイプ化
- Photoshopからの素材の読み込み
・AEの超基本的な使い方
・フレームレート/ドロップフレームについて
・[U]:キーフレームを持つプロパティのみを表示
・[j]/[k]:前後のキーフレームに移動
1日目の制作物
AEほぼほぼ初体験の私ですが、AEを触り始めて初日でこのようなグラフィックスを作ることができました!
BYNDのモーショングラフィックス講座:2日目
この日はモーショングラフィックスの基礎を学びます。
主に題材としては以下のような内容になります。
- フラットアニメーションワーク
- トランジションワーク
- チャレンジワーク
2日目の内容
- Media Encoderを使ったレンダリングについて
- テキストのアニメーターについて
- トランジションの実践
- Media Encoderは複数プロジェクトを一気に書き出すことができる
- Media Encoderのキューの順番は書き出しの順番になる
- アンカーポイントを「スナップ」にチェックを入れればちょうどの位置に吸着してくれる
- 範囲セレクターは慣れるまでは開始点のみを使う
- 階段の作り方(アニメーション→キーフレーム補助→シーケンスレイヤー)
- [option]+[command]+[fn]+[◀︎]:アンカーポイントをレイヤーの中央に
- [command]+[fn]+[◀︎]:アンカーポイントをコンポジションの中央に
- [command]+[D]:複製
- (レイヤーを選択した状態で)[「]:インジケーターの場所にインポイントを合わせる
2日目の制作物
こちらはテキストの「アニメーター、範囲セレクター」を用いたテキストのアニメーションになります。
6seconds
2週目が終わった段階で課題の提出があります。
内容としては6秒でなんでも良いから今まで習ったことを応用したりして好きな動画を作ってくるというものです。
以下実際に私が作成した作品になります。
ありがとうたいぺーくん!
BYNDのモーショングラフィックス講座:3日目
3日目はモーショングラフィックスの実践編です。
- フィードバックタイム
- モーションインフォグラフィックスワーク
- アニメーション制御技法の習得(親子関係/エクスプレッション/Null)
先週までと比べてより実践的な内容を学んでいくことになります。
3日目に学ぶことを使いこなせるようになったらさらに表現の幅が広がります。
3日目の内容
- ウィグラー(ランダムにキーフレーム作成)
- キーフレーム補間法(停止キーフレーム)
- 親とリンクする方法
- 次元に分割(位置)
- キーフレーム補助→オーディオをキーフレームに変換
- スライダー制御(エクスプレッション制御→スライダー制御)
- エクスプレッションの表示(option+キーフレームを押す)
- ヌル(空)オブジェクト(操り人形の紐のイメージ)
- インフォグラフィック
- パス情報を位置情報に貼り付け
- キーフレームが変な動きを始めたらキーフレーム補間法(リニア)でリセット
- Ai保存時は「PDF互換ファイルを作成」にチェックをいれる
- グラフのノイズ(数字など)は取る
- グラフの線は多すぎると見にくくなる
- なるべく画面が動かない時間は作らない方が良い
┗スケールを徐々に大きくしたり、小さくしたりで解決
- optionを押しながらアニメーターを押すとエクスプレションの表示
3日目の制作物
BYNDのモーショングラフィックス講座:4日目
最終日の4日目はモーショングラフィックスの応用を学んでいきます。
- 現実世界に”馴染ませる”モーション技法の習得(色味/奥行き/マテリアル/レイアウト調整など)
- 実写合成・3Dモーションワーク
作る動画によってはこの辺りは使わないこともありますが、実写の動画と組み合わせて動画を作っていきたい人に取っては大事な授業になります。
4日目の講座内容
- 3Dレイヤーについて
- カメラの使い方
- 1ノードカメラ/2ノードカメラ
- 実写合成
- 実写に馴染ませる方法
- トラッキング
- 1ノードカメラ:とりあえずカメラを動かしたい時
- 2ノードカメラ:目標物があってそれを起点にカメラを動かしたい時
- トラッキングは形が綺麗/フォーカス/色のコントラストがあるところにするのが◯
- トラッキングするなら撮影の時からシャッタースピードをあげておく必要あり(400とか)
- ブラー:ぼかす(ブラーの中では軽い)
- グロー:ネオンのように光らせる
- トーンカーブ:色を変化させる
- グレイン(追加):ノイズをのせる
- 曲座標:円形にする
本日の制作物
以上、4日間で私が学んだことでした!!
全くAEを触ることができなかった私がここまでの作品を作れることができるようになったのは自分でも驚きでした。
実際にBYNDに通ってみた感想
ここからは実際にBYNDのモーショングラフィックス講座に通った私の個人的な感想を記載していきます。
まず最初に断っておくとBYNDに通うとそれだけでかっこいい動画が作れるようになるかと言えばそうはなりません。
というか、全部で4日間(トータル約20時間)しかないのでそれだけでAEを完璧に扱えるようになると思っている人は甘いです。
しかし、BYNDに通うことでその後のAfter Effects人生がスムーズにいくようになることは確かです。
先生も講座の時に言っていたのですが、
「この講座だけで全てを網羅することは不可能。その後のチュートリアルなどを自分の力で理解しながら進めることができるようになるのが目標」
以前であれば何を言っているかがわからずとりあえず丸コピーしていました。
しかし実際に講座後にYouTubeなどでチュートリアルを見て作品を作ってみると何を言っているのか理解しながらチュートリアルを進めていくことができました。
個人的には完全にAfter Effects初心者の人にはとてもおすすめです。
Q&A
・短期で集中して学びたい人
・アウトプット重視のスクールに通いたい人
・最初の導入だけ学んでその後は自分の力で学べる人
・これからAfter Effectsを学びたい人
・プロから動画の作り方を実際に学びたい人
・モーショングラフィックスを学びたい人