みなさんこんにちは運営のAdobe神(@adobeshin)です!
今回の記事ではこのようなお悩みに
お答えしていきます!
・動画とモーショングラフィックスの学校BYNDとは?
・スケッチフォービデオ講座では何を学べるのか
・映像における音/光を学びたい人にはとてもおすすめ!
・Premiereの使い方が不安な人はビデオグラファーコース(全20時間)を受講してからスケッチフォービデオも受けるべき
目次
動画とモーショングラフィックスの学校「BYND」とは?

スクール名 | BYND |
---|---|
学べる場所 | 東京、神宮、青山、オンライン(一眼シューティングキャンプは不可) |
学べる内容 | After Effects、Premiere Proを使った動画、アニメーション、モーショングラフィック |
値段 | 税込48,400円〜 |
公式ページ | https://hlywd.co.jp/bynd/ |
講座の種類としては以下のような講座があります。
講座や開催時期によって場所は変わるのですが、基本的には青山にあるスタジオでの受講となります。
今回の記事ではこの「BYND」の講座の中のスケッチフォービデオ(全9時間)について、実際に参加した私が感想を書いていきたいと思います。
具体的にBYNDのスケッチフォービデオ講座ではどのようなことを学ぶの?
ここからは1日目と2日目に分けて実際に学んだことを具体的に解説していきます。
基本的に
1日目:光、色に関して
2日目:音に関して
という風になっています。
1日目の内容
- ライティングについて
- カラコレの方法
- カラグレの方法
- 分析ツールを用いたカラー調整
- 色の下地を整えるカラーコレクション基礎
- セオリーに基づいたカラーグレーディング基礎
- 補色効果を用いたルックコントロールワーク【実践】
「RAWという素材で撮影された動画を元にカラコレ/カラグレをしていく」というという実践形式の授業になっています。
1日目に学んだこと
- 光は距離が1/2になると明るさは4倍になる
- バタフライライト:真正面上方から光を当てる
- ループライト:斜め上方から当てるライティングで、角度は25度~30度くらいが目安。汎用性が高い。
- レンブラントライト:斜め上方から当てるライティングで、角度は45 度が目安。
- スプリットライト:真横から当てるライティング。ミステリアスな雰囲気。
- レフ板を使うことで光を柔らかくすることができる。
- 常にコンセプトを決めてそれに合わせて光をどのように見せるかを選択
- ライトを当てない部分で顔の堀の深さや鼻の高さなどを表現
- メインライト/フィルライト/バックライトの使い方
- 実写合成においてバックライトなしに綺麗に切り抜くのは不可能
- 照明も動画の最終的ないい絵に合わせて作る
- ドキュメンタリー風の動画を作りたいならカメラの上にライトを載せて移動しながら撮影
- それ以外の綺麗な動画を作りたいなら照明は固定
- コントラストの高い光はドラマチックな表現になる:順光×かたい光
- ドラマチックではない時(コーポレートなど):順光×柔らかい光
- 視聴者が1番違和感を感じるのはスキントーン
- カラグレ前にカラコレをする
- 波形モニター/RGBパレード/ベクトルスコープの読み方
- カラコレはひとまずRGBは高さを揃える
- カラーマッチの方法
- カラーのRGB波形は揃える
- 記憶色・心理色・色の3属性を考えて色味を作るのが大事
- 補色を使うことで色味を強調することができる
- TEAL&ORANGEが流行りの色味
この辺りの話はなかなかYouTubeなどにも載っていない内容で大変ためになったぞ!
2日目の内容
2日目は主に音に関する内容になっています。
- マイク/ケーブルの知識
- サウンド基礎概論
- サウンドを均一に整える整音トレーニング
- 収録音の魅力を高めるサウンドコントロール基礎
- 臨場感を高めるサウンドデザインワーク【実践】
こちらも実際に素材を配布されてそれを元に音を整えていくワークがあるので学んだことをしっかりアウトプットできます。
2日目に学んだこと
- Auditionのリミックス機能
- 整音の基本は引き算
┗聞かせたい音を中心にその他の音の音域をずらす - おすすめのオーディオレベル
┗マスター音源:-1〜-18db
┗ことば:-5〜-10db
┗SE:-1〜–15db
┗BGM:-20〜-30db
┗強調BGM:-10〜-15db - Premiereで書き出す時とBGMはタイムライン上で聞いた時よりも大きくなる
- ノイズ/リパーブ除去の方法
BYNDのスケッチフォービデオを学ぶ時に必要なもの
- ノートPC
┗Premiereソフトインストール済( バージョン CC2020/PC用バッテリー )
┗RAM(メモリ)は 、最低8GB - 動画撮影機材(デジタル一眼カメラ/ビデオカメラ/スマートフォン等)
- Wi-Fi環境(ライブセッションの受講の場合)
あと、Premiere Proが初心者の人はビデオグラファーコース(全20時間)は受講しておいた方がいいです。
Premiereを使いこなせることを前提に話が進んでいくのでもしPremiereの操作がわからないとついていくのが大変そうです。
BYNDのスケッチフォービデオ講座のまとめ
BYNDのスケッチフォービデオ講座は次のような人におすすめ!
- 音に関する知識をつけたい!
- 光/カラーに関する知識をつけたい!
- BYNDの雰囲気を味わいたい!
・動画編集そのものをやったことがない人
まずは動画の編集をやってみてさらに深めていきたい人が受講するとためになる講座です。