みなさんこんにちは、運営のAdobe神(@adobeshin)です。
今回はこのようなお悩みにお答えしていきます!
カット編集は動画編集とは切っても切り離せない存在です。動画編集をしていく中でほぼ確実に必要と言っても過言ではありません。
「カット編集のやり方がわからない」
「カット編集のやり方はわかるけどこれは本当に効率のいいやり方なのかな?」
このような方はぜひこの記事を読んでカット編集を効率化してください!
・効率のいいカット編集の方法
目次
高速カット編集をするために大事なこと
結論から先に話すと「ショートカットの振り当て&それに慣れる」。これが必要不可欠です。
ショートカットを振り当てる
まずはカット編集に関係するショートカットを割り当てましょう。
結論として下記のようにショートカットを割り当てればOKです。
この2つのショートカットキーを割り当てましょう!
大事なのは下記の2点
このように設定することで下記のような編集が可能になります。
【編集したことが無い人へ】
編集は大変そうとたまに言われるけど、慣れると片手で動画撮りながらカット編集できるくらいには簡単なのだよ実は。
是非やらずに諦めかけていた人がいれば、壁を感じずに始めてもらえればと。 pic.twitter.com/LL3JVTn0fg
— O-LuHA(オルハ)🦁編集者 (@o_luha) June 14, 2018
ショートカットを振り当てる方法については下記の記事にて解説しているのでわからない方は参考にしてみてください。

カットしたい場所を探す
まずは動画素材の中から不要な部分を探していきます。
探し方は次の3つです。
①実際に動画を再生して探す
②再生コントロールを操作して探す
③音の波形で探す
抽象的で申し訳ないですがこの3つのどれを使えばいいかというのは状況によって変わります。それぞれ試してみて使い分け方を研究してみてください。
①→映像を見ながらカット編集したい時
②→長いスパンを一気に飛ばしたい時。細い調整。
③→音声に合わせて編集する際。
編集点を入れる&前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
ここでは先ほど設定したショートカットを使って実際に高速カット編集をしていきます。
ここでは実際に流れをみながらその方法を解説していきます。


まずは先ほど設定したショートカットキー「X」で上の画像の山の直後に編集点を入れます。
この編集点より後がカットする部分になります。

その後「スペースキー」で動画を再生して、カットしたい部分の終了点までコントロールバーを進めます。
今回はわかりやすいように上の画像の山の直前をカットの終了点とします。
カットしたい部分の終了点にコントロールバーを合わせて先ほど設定したショートカットキー「C」を押してください

こうすることで上記画像のようにショートカットキー「X」(山の直後)からショートカットキー「C」(山の直前)の間が自動的に詰められているのがわかるかと思います。
ここで注目して欲しいのがこのカット編集の時に使ったのが
この3種類のみだということ。
マウスは一切使ってません。つまり左手のみでこの高速カット編集が完了しています。
こうすることでとても効率的に高速でカット編集することができます。
再生コントロール〜次の編集点までをカットしたい場合
「z」に「次の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング」を設定してください。
そうすることで「再生コントロール〜次の編集点まで」の再生コントロールより後ろの部分をカットすることができます。
クリップの順序を入れ替えたい場合。
少し話はそれますが、今回のカットとセットで覚えておくと効率化につながる方法があるので紹介します。
どのような状況で使えるかというと、複数のクリップが並んでいてそれらの順序を入れ替えたい時。

入れ替えたいクリップを選択して入れ替えたいクリップの上まで「command+ドラッグアンドドロップ」をすることで2つのクリップの位置を入れ替えることができます。
まとめ
高速カット編集するためには独自ショートカットキーを設定せよ!
・ショートカットキー「X」:編集点を追加
・ショートカットキー「C」:前の編集ポイントを再生ヘッドまでリップルトリミング
