みなさんこんにちは運営のAdobe神(@adobeshin)です。
1つの映像を大きく、もう1つの映像を小さく流したい!
このように感じたことはないでしょうか?
このように1つの土台となる映像の上に他の映像を同時に流す方法を「ピクチャーインピクチャー」と言います。

実況動画を作る際や、2つ以上の映像を同時に写したい場合は必須の技術となります。
今回の記事では「ピクチャーインピクチャー」をたった3ステップで実現する方法を解説していきたいと思います。
・ピクチャーインピクチャーの方法
・テレビワイプ風に枠を丸く切り取る方法
目次
ピクチャーインピクチャーの方法
文字よりも動画で解説を見たい方はこちらからご覧ください。
ピクチャーインピクチャーする方法は簡単で下記の3ステップです。
①小さくしたい方の動画素材を上のレイヤーに

タイムラインモニタ上で小さく表示したい方のクリップを土台のクリップよりも上におきます。
写真で言うとV1に土台のクリップ、V2に小さく表示したい方のクリップを配置します。
タイムラインモニタ上で上にくる方が実際の動画上でも上にきます。
②スケールを変える

ソースモニタ→エフェクトコントロール→スケールを変更します。
「スケール」の横にある「100,0」と書いてあるところの数字を変えることでクリップの大きさを変えることができます。
もし小さくしたければ100,0よりも低い数字を入れてください。
③好きな場所に移動

タイムラインモニタ上で小さい方のクリップを選択した状態でプログラムモニタ上で移動したいクリップをダブルクリックします。
そうするとクリップを移動することが可能になります。

完成です!
小さい方の動画をテレビワイプ風に切り取る方法
ここからは少し発展して下記の画像のようにテレビのワイプ風に丸型に切り取る方法を解説します。

クロップエフェクトを適応

まず最初にプロジェクトモニタ内にあるエフェクトパネルを開いてください。
その後エフェクトパネル内の検索欄で「クロップ」と検索してください。
「クロップ」を探すことができたらそのままタイムラインモニタ上のクロップエフェクトを適応したいクリップにドラッグアンドドロップをしてください。
切り抜きたい形に整える

「ソースモニタ→エフェクトコントロール→クロップの中の丸もしくは四角形」を選択してください。上記画像のようにその形がそのまま切り取る形になります。
その後プログラムモニタ上に選択した形が現れるのでプログラムモニタ上で直接大きさと形を整えてください。

クロップの中の「反転」というところにチェックを入れてください。
ここでチェックを入れないと外側だけ残ってしまいます。

先ほどの「反転」のすぐ下に「左」「右」「上」「下」というところがあります。
このうちのどこでもいいのでどこか一つを100%にしてください。
そうすることで選択した部分のみが切り抜かれたクリップが完成します。

クリップを選択した状態で直接プログラムモニタ上でダブルクリックするとサイズや位置を調整することができます。

完成です!
まとめ
ピクチャーインピクチャーする方法は簡単以下の通り!
もし動画を3つ以上並べたいときでも同じような手順を踏めば同時に動画を載せることができます。